レース展開

アルコバッサが集団を引っ張る形、直後の位置にラモントルドールが続く

主導権を奪ったのはアルコバッサ。後続を1馬身ほど離してレースを牽引。単独の2番手にラモントルドールが続く。その後ろ、イディルが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ダムキナは中団やや前。サマーグレースは中団馬群の真ん中付近を追走。マイネルシーカーは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはブラックプール。後方2番手の位置で力をタメるのはラブノキセキ。しんがりにサイモンキンバリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2018新春松本井上来場記念、ラモントルドールが途中から先頭に立ち、そのまま後続を抑える鮮やかなレース運びで断然の支持に応える

先頭はアルコバッサとラモントルドールでリードは2馬身以上。少し差があって、マイネルシーカーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは1番人気のラモントルドール。そのままラモントルドールが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、同じく逃げ粘ったアルコバッサが続き、2着と約12馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたマイネルシーカーが入った。