2歳新馬

レース展開

オンワードナスキーが先陣を切る形、そのあとに続くリトルビッグマン

オンワードナスキーが単騎で逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にリトルビッグマンが続く。その直後、アーサーバローズとヒシラストレディが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、キママレディーは中団前目。ブレイブフォースは中団馬群の真ん中あたりを追走。ソンサンとセメイユドラフェは中団後方の位置。その後ろ、ルーチェデルソーレ、アメリカンウィナー、アーカイブらが9番手。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはマイネカメリア。少し離れたどん尻にマキシムギャラントがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アーカイブが凄まじい差し脚を爆発させて他の馬たちを一掃

先頭はオンワードナスキーでリードは2馬身以上。単独の2番手にリトルビッグマンが続く。その後ろ、アーサーバローズ、キママレディー、ヒシラストレディらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのはソンサン。そのまま押し切るかに見えたが、後方3番手にいた2番人気のアーカイブが凄まじい末脚を弾けさせ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団前目の位置から迫力十分の伸び脚で猛進したソンサンが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたリトルビッグマンが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたブレイブフォースが入線した。1番人気のヒシラストレディは好位にいたが失速して8着に敗れた。