レース展開

ワンダフルキッスがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するコペルニクス

ワンダフルキッスが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にコペルニクスが続く。続いて、メイショウコッコが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ロジテーストは中団やや前。ホウライスピードは中団馬群の丁度真ん中を追走。クリアザコーストは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはフリーゴーイング。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはハッツオフ。シンガリにサンレイフレンチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

春がすみ特別、コペルニクスが途中でハナを取り、そのまま後続を抑え込む危なげのない立ち回りで圧倒的人気に応える

先頭はワンダフルキッスとコペルニクスでリードは1馬身。ロジテーストが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは1番人気のコペルニクス。そのままコペルニクスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団前目の位置から逸出した伸び脚で猛進したクリアザコーストが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたロジテーストが入った。2番人気のホウライスピードは中団後方にいたが末脚不発で6着に敗れた。