レース展開

チャントアチャームが隊列を率いる展開、2番手を追走するカネコメアサヒ

チャントアチャームが端に立つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にカネコメアサヒが続く。続いて、テイルウインドが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ハチキンムスメは中団やや前。モイルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。マンハッタンロードは中団後方の位置取り。その直後、ヤマニンフェリクスが7番手。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはメイショウピスカリ。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはキャッスルロック。最後尾にデリカテスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

梅雨だ薫だ還暦だ特別、マンハッタンロードが早めに仕掛ける強気なレーススタイルで6勝目をつかむ

先頭はカネコメアサヒでリードは1馬身。単独の2番手にチャントアチャームが続く。そのすぐ後ろ、マンハッタンロードが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた2番人気のマンハッタンロードが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、7番手の位置から矢のような伸びを見せたヤマニンフェリクスが続き、2着と2馬身差の3着には、2番手の位置から天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したチャントアチャームが入った。逃げた1番人気のカネコメアサヒは粘りを欠いて4着に敗れた。