淀屋橋ステークス

レース展開

イセノスバルが一団を率いる形、そのあとにケンブリッジエルが取り付く

端をきったのはイセノスバル。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にケンブリッジエルが続く。そのあと、セブンシークィーンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエーシンリジルとダイワナイト。その1馬身後ろ、ボーダレスワールドは中団前寄り。アラマサローズとサクラミモザは中団馬群のど真ん中を併走。キヲウエタオトコとオリオンザドンペリは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、モトヒメとアスターエンペラーが11番手。リーチコンセンサスは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはワキノパワー。後方2番手の位置で悠然と構えるのはグレナディーン。少し離れたしんがりにクリールバレットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

淀屋橋S、エーシンリジルが天授のレースセンスを活かした巧妙な内容で制す！

先頭はイセノスバルでリードは1馬身。単独の2番手にケンブリッジエルが続く。その直後、セブンシークィーンとダイワナイトが3番手。1馬身離れて、エーシンリジルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいたエーシンリジルが一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったボーダレスワールドをクビ差で封じてトップでゴールを走り抜けた。2着のボーダレスワールドから1馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切った2番人気のサクラミモザが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた1番人気のリーチコンセンサスが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたアラマサローズが食い込んだ。