境港特別

レース展開

ブレイクアウトが後続を引き連れる形、2番手に続くマドリードカフェ

ブレイクアウトがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にマドリードカフェが続く。そのあと、マイネルリードが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはダンディーズムーンとブレイヴリー。その1馬身後ろ、トーセンデュークとコウエイワンマンは中団やや前。アドマイヤツヨシとエイシンエルヴィンは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはカラフルブラッサムとレッドルーラー。最後尾にエクストレミティーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

境港特別、レッドルーラーが雷光の如き末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はブレイクアウトでリードは体半分。2番手にマドリードカフェが続く。そのあと、マイネルリードとコウエイワンマンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは12番人気のマドリードカフェ。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいたレッドルーラーが目を見張るような末脚を炸裂させてマドリードカフェを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のマドリードカフェからクビ差の3着には、最後方の位置から切れ味のいい末脚を発揮したカラフルブラッサムが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたエクストレミティーが入線した。1番人気のエイシンエルヴィンは中団にいたがあとひと押しが利かず5着に敗れた。2番人気のトーセンデュークは中団後方にいたがいいところなく10着に敗れた。