葉牡丹賞

レース展開

ビービーボイジャーが隊列を牽引、半馬身後ろの位置にインプロヴァイズが続く

ビービーボイジャーが端をきる形となり、僅かなリードでレースを牽引。2番手にインプロヴァイズが続く。そのあと、トーセンヤマトとトーセンエジンバラが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サングブルーとサトノジェミニは中団やや前。マイネルクレイズ、ヒラボクディープ、マイネルストラーノらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはピュアソルジャーとトロワボヌール。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはリアルマイスター。少し離れた最後方にキープインタッチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

葉牡丹賞、トーセンヤマトが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で優勝

先頭はビービーボイジャーでリードは体半分。2番手にインプロヴァイズが続く。そのすぐ後ろ、トーセンヤマトとトーセンエジンバラが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける12番人気のビービーボイジャー。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたトーセンヤマトが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったビービーボイジャーが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方2番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったピュアソルジャーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく後方2番手で直線を迎えたリアルマイスターが入線した。1番人気のインプロヴァイズは2番手にいたが失速して9着に敗れた。2番人気のヒラボクディープは中団後方にいたがもうひと伸びが足りず6着に敗れた。