第124回 目黒記念 (G2)

レース展開

イケドラゴンが馬群を先導、直後の2番手にミッキーペトラが続く

イケドラゴンが先手を取る形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にミッキーペトラが続く。少し空いて、アルナスラインが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはナイアガラ。その1馬身後ろ、フェニコーンとコパノジングーは中団前め。スマートステージとピエナグッドラックは中団後方の位置。マキハタサイボーグは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはトウショウデザート。後方2番手の位置で脚を溜めるのはモンテクリスエス。少し離れた最後尾にトップカミングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、コパノジングーが中団後方からビュッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はイケドラゴンでリードは1馬身。単独の2番手にミッキーペトラが続く。その直後、アルナスラインが3番手。1馬身離れて、ピエナグッドラック、フェニコーン、ナイアガラらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるイケドラゴン。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたコパノジングーが鋭く末脚を伸ばしてイケドラゴンを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のイケドラゴンからハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったフェニコーンが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたスマートステージが入線した。1番人気のトップカミングは最後方にいたがあとひと押しが利かず9着に敗れた。2番人気のアルナスラインは絶好位にいたがいいところなく5着に敗れた。