第121回 目黒記念 (G2)

レース展開

アドバンテージが先陣を切る展開、そのあとに続くソーユアフロストとアドマイヤフジ

先頭に立ったのはアドバンテージ。リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にソーユアフロストとアドマイヤフジが並ぶ。その後ろ、ゴーウィズウィンドが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはポップロックとセンカク。その1馬身後ろ、ココナッツパンチとブリットレーンは中団前寄り。アドマイヤモナーク、ローズプレステージ、トウカイトリック、グラスポジションらは中団後方の位置取り。チェストウイングは後方6番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。アドマイヤタイトルは後方5番手に控えて前の動きを静観。チャクラは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。シンガリにマイネルネオス、メイショウオウテ、ダディーズドリームらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ポップロックが古豪の威厳を示す様なパワフルな走りで連覇達成

先頭はアドバンテージでリードは体半分。2番手にゴーウィズウィンドが続く。少し差があって、アドマイヤフジとメイショウオウテが3番手。1馬身離れて、ソーユアフロスト、センカク、アドマイヤタイトルらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた1番人気のポップロックが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったココナッツパンチをクビ差で封じて勝利を手に入れた。2着のココナッツパンチから1馬身半差の3着には、3番手の位置からキレのいい末脚を繰り出したアドマイヤフジが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたアドマイヤモナークが入線、さらに1馬身差の5着には、2番手にいた16番人気のゴーウィズウィンドが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはセンカクが入った。2番人気のトウカイトリックは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず10着に敗れた。