アドマイヤモナーク（2001年生、母スプリットザナイト）

アドマイヤモナーク（2001年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋君主」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームウェル（当時6歳）と交配したスプリットザナイトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地46戦8勝2着9回。2008年の有馬記念(G1)で2着に入った他、2008年の日経新春杯(ハンデG2)に勝利するなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって2,310万円で落札された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3歳（2004年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

7月3日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高田潤騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたヤマカツアカギ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチョウミラクルに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（5戦1勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したエイシンランタナを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（6戦1勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高田潤騎手（7戦1勝）。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた13戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウスイを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

4歳（2005年）

1月10日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトリリオンカットを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月3日、中2週で迎えた18戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したブリットレーンに半馬身届かず2着に敗北した。

5月1日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の関ケ原ステークス（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は高田潤騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゼンスピリッツに1馬身1/4の差をつけて休み明け初戦を制した。

10月29日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の八瀬特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（8戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のストラタジェムに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の冬至ステークス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたファイトクラブ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2006年）

1月7日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤勝己騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたファストタテヤマ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったオースミグラスワンにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

3月12日、中5週で迎えた27戦目は、4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフレンチクルーラーを3/4馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

4月30日、中6週で迎えた28戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6歳（2007年）

3月24日、約10か月の休み明けで迎えた30戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月27日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入った。

7月8日、中5週で迎えた33戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（10戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったサンバレンティンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月26日、中6週で迎えた34戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（11戦3勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、6着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた35戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、G2の札幌記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

12月1日、約3か月の休み明けで迎えた36戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

7歳（2008年）

1月5日、中4週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンの万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（12戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（13戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のダークメッセージに1馬身1/4の差をつけて念願の重賞初制覇を果たした。

2月17日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（14戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のコンラッドに2馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを掴み取った。

3月29日、中5週で迎えた40戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた41戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（15戦5勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月12日、約5か月半の休み明けで迎えた42戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（16戦5勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したトーホウアランに半馬身届かず2着となった。

11月2日、中2週で迎えた43戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた44戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（17戦5勝）。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた45戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したダイワスカーレットを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8歳（2009年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた46戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、5着に終わった。