種市特別

レース展開

ユウキハングリーが先陣を切る展開、そのすぐ後ろを追走するスマートキャスターとクラッカージャック

ユウキハングリーが果敢にハナを奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にスマートキャスターとクラッカージャックが並ぶ。少し空いて、リュウセイドラゴンが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサンワードハーレーとマルターズスクープ。その1馬身後ろ、ディーエスルーラーとケイアイコンセプトは中団前寄り。オーシャンカラーは中団馬群の真ん中付近を追走。シベリアントムは中団後方の位置。キングバードは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手で折り合い重視で運ぶのはアグネスアンカーとベストフェット。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはタマモウィナー。しんがりにマキハタセンシブルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

種市特別、ケイアイコンセプトが力の差を示すかの様な強い内容で単勝一倍台の支持に応える

先頭はユウキハングリーでリードは1馬身。単独の2番手にクラッカージャックが続く。そのあと、ケイアイコンセプトが3番手。その後ろ、スマートキャスターが4番手。1馬身離れて、サンワードハーレーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける13番人気のユウキハングリー。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた1番人気のケイアイコンセプトが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に6馬身の差をつけて勝利した。2着には、逃げ粘ったユウキハングリーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からキレのいい末脚を繰り出したサンワードハーレーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたマルターズスクープが入線、さらに3馬身半差の5着には、10番手にいたベストフェットが食い込んだ。2番人気のクラッカージャックは2番手にいたが最後一杯になって10着に敗れた。