オーストラリアターフクラブ賞

レース展開

フレンドパリがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くダノンイーグル

先頭に躍り出たのはフレンドパリ。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にダノンイーグルが続く。そのあと、ガーネットローズとクォーターイモンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはプリオラート。その1馬身後ろ、パルクリールは中団前寄り。オーシャンティは中団馬群のど真ん中を追走。タイムロードは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、トンドゥアモールが9番手。その後ろ、ジェッシージェニーが10番手。スキャットエディは後方5番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。ハイヴォルテージは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはプロムナード。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはイズミシンホニー。殿にピコタンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアターフクラブ賞、ジェッシージェニーが中位から切れ味光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はダノンイーグルでリードは1馬身。単独の2番手にクォーターイモンが続く。そのすぐ後ろ、タイムロードが3番手。その後ろ、フレンドパリが4番手。1馬身離れて、ガーネットローズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはプリオラート。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた2番人気のジェッシージェニーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団前目の位置から弾けるような伸びで驀進したプリオラートが続き、2着と2馬身半差の3着には、9番手の位置から切れ味鋭い末脚を発揮したオーシャンティが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたタイムロードが入線、さらにハナ差の5着には、好位にいた12番人気のフレンドパリが食い込んだ。1番人気のガーネットローズは先行勢の後ろにいたが見せ場なく8着に敗れた。