カフェ・ド・パリ賞

レース展開

ラピードが隊列を引っ張る形、その直後にチャンピオンフジが取り付く

ラピードが端を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にチャンピオンフジが続く。その直後、タイムフォールが3番手の絶好位につける。そのあと、ディーノエナジーは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはユイノタンキマチ。その1馬身後ろ、グランツシチーは中団やや前。プリサイスニードルは中団馬群の真ん中付近を追走。エスプレッソは中団後方の位置取り。その後ろ、ビリーヴホースとラッシュワンが9番手。エクスプローラーは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはコンボルブルス。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはキキョウ。どん尻にブレッシングクライがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カフェ・ド・パリ賞、チャンピオンフジが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで単勝一倍台の期待に応える

先頭はラピードでリードは1馬身。単独の2番手にチャンピオンフジが続く。その直後、タイムフォールが3番手。その後ろ、グランツシチーが4番手。1馬身離れて、ユイノタンキマチが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるラピード。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のチャンピオンフジがとてつもない末脚を弾けさせてラピードを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を挙げた。2着のラピードから3馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったタイムフォールが入った。そこから2馬身遅れた4着には、9番手で直線を迎えた2番人気のラッシュワンが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたグランツシチーが食い込んだ。