第50回 金盃 (地方重賞)

レース展開

トウケイファイヤーが隊列をリードする形、その直後にインターセフォーが続く

トウケイファイヤーが先手を取る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にインターセフォーが続く。そのあと、ベルモントストームが3番手の絶好位につける。その直後、メイプルエイトは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはコアレスハンター。その1馬身後ろ、モエレトレジャーとアイノペンタイアは中団前寄り。ルースリンドは中団馬群の真ん中あたりを追走。ウエノマルクンは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、クールアイバーが10番手。その後ろ、タカオライアンが11番手。アイチャンルックは後方5番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはボンネビルレコードとジェネスアリダー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはトライワンズラック。最後尾にエイシンダンズビルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

金盃、メイプルエイトが自慢の自在性を活かしたロスの少ない取り口で勝利を手中に収める

先頭はトウケイファイヤーでリードは1馬身。単独の2番手にインターセフォーが続く。その後ろ、ベルモントストームとメイプルエイトが3番手。1馬身離れて、ルースリンドとアイノペンタイアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいたメイプルエイトが自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるルースリンドを3/4馬身振り切り勝利を手中に収めた。2着のルースリンドから1馬身半差の3着には、3番手の位置から切れ味のいい末脚を繰り出したベルモントストームが入った。そこから2馬身遅れた4着には、逃げ粘ったトウケイファイヤーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたコアレスハンターが食い込んだ。1番人気のボンネビルレコードは後方4番手にいたがあとひと押しが利かず9着に敗れた。