4歳

レース展開

ハートラインとルチェーレ

ハートラインとルチェーレが並んでハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。ノースマンハッタンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、マクロパフォームは中団前寄り。ジマンノムスメは中団馬群のど真ん中を追走。リアヴィーナスは中団後方の位置。その後ろ、リュウノモンスターが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはシークレットラヴ。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはアスカ。どん尻にラスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ルチェーレが強みである自在性を駆使した隙のない内容で待望の初勝利を挙げる

先頭はハートラインでリードは1馬身。単独の2番手にルチェーレが続く。その直後、ノースマンハッタンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のハートライン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたルチェーレが息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったハートラインが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したノースマンハッタンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたラスターが入線した。2番人気のアスカは後方3番手にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。