ノースマンハッタン（2004年生、母ウルトラスキー）

ノースマンハッタン（2004年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したウルトラスキーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般C3四。

経歴

デビュー前

当歳のとき、福岡光夫から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月11日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

6月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティピースに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったピエールパンサーから4馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、とよころ産業まつり賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブートニーニョから半馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、沼田町夜高あんどん祭り31回記念賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャサリンダイヤから2馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中4週で迎えた11戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は小野望騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホワイトライを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、水と緑と大地特別（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2008年）

1月11日、中9週で迎えた15戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた16戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた17戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた18戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジェネロジーに詰め切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は林幻騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブラックスターを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2 13（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。