マルチステッキ特別

レース展開

オーガンディーが一団を率いる形、そのあとにアポロズスピアーが取り付く

オーガンディーが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にアポロズスピアーが続く。その後ろ、キーブランドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはファビン。その1馬身後ろ、サクセスコードは中団前め。ビューロクラートは中団馬群の丁度真ん中を追走。ファルコンクロウは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、セイクラベが8番手。キッズアベリアは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはツクババンドーオー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはアールルイス。殿にニシノマナザシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マルチステッキ特別、キーブランドがベテラン馬のプライドを示す様な渾身の走りで久々の白星

先頭はアポロズスピアーでリードは1馬身。単独の2番手にキーブランドが続く。そのすぐ後ろ、セイクラベが3番手。1馬身離れて、ファビンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のアポロズスピアー。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたキーブランドが自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、途中から先頭に立ったアポロズスピアーが続き、2着と3馬身差の3着には、3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったセイクラベが入った。そこから1馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えた2番人気のファルコンクロウが入線した。