ニュージーランド賞

レース展開

ヒラボクエクセルが後続を引き連れる形、2番手に続くエバーライジング

ヒラボクエクセルが先頭に立つ格好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にエバーライジングが続く。その直後、ウクレレ、コスモカサブランカ、オースミシリングらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アポロリバティーは中団前目。ダイアナバローズとカジノスターは中団馬群の真ん中あたりを併走。ローレルリラとピサノエグゼは中団後方の位置。クリストリビュートは後方5番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。コロンバスサークルは後方4番手に待機して機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはトウショウライドとダイワパーパス。少し離れたシンガリにマイネルプエルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランド賞、出脚よく端に立ったヒラボクエクセルが不撓の精神力でしぶとく粘って最後は後続をクビ差で凌ぎ切る

先頭はヒラボクエクセルでリードは体半分。2番手にエバーライジングとオースミシリングが続く。その後ろ、ウクレレ、コスモカサブランカ、アポロリバティーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走るヒラボクエクセル。そのままヒラボクエクセルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に抵抗するアポロリバティーをクビ差で封じて勝利を手に入れた。2着のアポロリバティーから1馬身半差の3着には、中団前目の位置から非凡な末脚を披露した2番人気のピサノエグゼが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたエバーライジングが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいたダイアナバローズが食い込んだ。1番人気のコロンバスサークルは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず7着に敗れた。