3歳

レース展開

エスティーシーズンが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くホッカイボッシーとエムジーカントリー

エスティーシーズンが逃げる形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にホッカイボッシーとエムジーカントリーが並ぶ。その後ろ、シャンケーティングとホクトアグリが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、サブノアフロディアは中団前目。ジョージオオザは中団後方の位置取り。フレンチヴォーグは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で折り合いに専念するのはニッポーグローバル。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはアートランド。殿にヴェスタアミーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サブノアフロディアが強烈な差し脚を繰り出して前の馬たちを軽々とねじ伏せる

先頭はエスティーシーズンでリードは1馬身。単独の2番手にエムジーカントリーが続く。そのすぐ後ろ、ホッカイボッシーが3番手。1馬身離れて、シャンケーティングが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのは11番人気のシャンケーティング。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた2番人気のサブノアフロディアが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、先行勢の後ろの位置から堅調な伸びを見せた11番人気のシャンケーティングが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置からパワフルな末脚を発揮した9番人気のフレンチヴォーグが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったエスティーシーズンが入線した。1番人気のエムジーカントリーは2番手にいたが失速して7着に敗れた。