KBC杯

レース展開

ゲイリーコンドルが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するシアトルフレーム

ゲイリーコンドルが先手を取る恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にシアトルフレームが続く。そのあと、トシザミカが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ファンドリリョウマは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはキクノグリッターとシュネル。その1馬身後ろ、ロバノパンヤとフラットチャットは中団前め。チェリーラスターとウッディーナイスは中団後方の位置。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはタヤスアンティームとゴッドインチーフ。少し離れたどん尻にバイオレットマーチとサンコメーテスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

KBC杯、トシザミカが途中で先頭に立って、そのまま後続を退ける鮮やかな横綱相撲で7勝目を手に入れる

先頭はトシザミカでリードは2馬身以上。2番手にシアトルフレームとキクノグリッターが続く。その後ろ、シュネルとロバノパンヤが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、後続を引き離しにかかる1番人気のトシザミカ。そのままトシザミカが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団前目の位置から見事な伸び脚で猛追したチェリーラスターが続き、2着とクビ差の3着には、4番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったロバノパンヤが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたキクノグリッターが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたタヤスアンティームが食い込んだ。2番人気のフラットチャットは後方5番手にいたが末脚不発で10着に敗れた。