2歳新馬

レース展開

ジムノペディが全馬を率いる展開、そのあとを追走するカレンラストショー、エーティーロゼッタ、タガノポジターノ

ジムノペディが端を奪い、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にカレンラストショー、タガノポジターノ、エーティーロゼッタらが並ぶ。少し差があって、ドラゴンヴァースが5番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ドンアルフォンス、ラガーユーメジャー、シュヴァルグランらは中団前寄り。その2馬身以上後ろ、ベステンダンクとキングパールは中団後方の位置取り。さらに2馬身以上離れて、後方5番手で腰を据えて運ぶのはアルバートドックとキングカヌヌ。少し離れたシンガリにアウトゼアーとラクロワがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ドラゴンヴァースが天与のレースセンスを活かした見事な立ち回りで初白星を挙げる

先頭はジムノペディでリードは半馬身。2番手にエーティーロゼッタが続く。その直後、ドラゴンヴァース、カレンラストショー、タガノポジターノらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた1番人気のドラゴンヴァースが豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったシュヴァルグランをクビ差で封じてトップでゴールに入った。2着のシュヴァルグランから1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったジムノペディが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、好位で直線を迎えた11番人気のカレンラストショーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、2番手にいたエーティーロゼッタが食い込んだ。2番人気のアルバートドックは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。