菖蒲ステークス

レース展開

タイキジュリエットが集団を先導、2番手の位置にレディボナンザ、ゲイリーアイビス、タマモタクト、バルバラが取り付く

タイキジュリエットが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にレディボナンザ、ゲイリーアイビス、タマモタクト、バルバラらが並ぶ。その1馬身後ろ、キーゴールド、トーヨーペクター、ロバノパンヤ、タイキレッドらは中団前寄り。タヤスケーポイント、オンクラウドナイン、ラージャスターン、キクノグリッターらは中団後方の位置。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で末脚を温存するのはジャストアンバー。最後方にウイングアローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

菖蒲S、ウイングアローが雷光の如き末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はタイキジュリエットでリードは体半分。2番手にゲイリーアイビス、タマモタクト、バルバラらが続く。そのすぐ後ろ、キーゴールド、レディボナンザ、ロバノパンヤ、タイキレッドらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのはロバノパンヤ。そのまま押し切るかに見えたが、最後方にいたウイングアローが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、5番手の位置からビュッとキレる脚で猛進したロバノパンヤが続き、2着とクビ差の3着には、同じく5番手の位置からキレのいい末脚を披露した1番人気のタイキレッドが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたキクノグリッターが入線、さらに1馬身半差の5着には、最後方にいたジャストアンバーが食い込んだ。2番人気のタマモタクトは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。