2歳未勝利

レース展開

メリークンが全馬を牽引、半馬身差の2番手に続くニシノアラモードとオールイン

メリークンが端をきり、体半分のリードで集団を引っ張っていく。2番手にニシノアラモードとオールインが並ぶ。その少し後ろ、スプラッシュスリーとアイビーグラチアが4番手の好位につける。さらにその2馬身以上後ろ、アドバンスクライとアイアイハッピーは中団やや前。プリティマックスは中団馬群の丁度真ん中を追走。2馬身以上差があって、シゲルパンダとリライアブルアミは中団後方の位置取り。さらに少し差があって、サンピッツバーグが11番手。デルマアンコツバキとサンニューオリンズは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはヤマタケシンバとラストステージ。少し離れたしんがりにトミケンナプロストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

プリティマックスが早めに進出する積極策で未勝利戦を制す

先頭はメリークンでリードは体半分。2番手にニシノアラモードが続く。その直後、オールインが3番手。その2馬身以上後ろ、アイビーグラチアが4番手。1馬身離れて、プリティマックスとアイアイハッピーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるメリークン。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のプリティマックスが圧倒的な末脚を炸裂させてメリークンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利した。2着のメリークンから3馬身差の3着には、3番手の位置から賦性の負けじ心を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったオールインが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたヤマタケシンバが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団にいた16番人気のシゲルパンダが食い込んだ。2番人気のニシノアラモードは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。