「AIRDO スペシャル」賞

レース展開

ヤマニンラボーナが隊列を先導、そのすぐ後ろにピカブーが取り付く

ヤマニンラボーナが先頭に立つ格好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にピカブーが続く。その後ろ、モズトルマリンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクイーンズサエ。その1馬身後ろ、チェインギャングは中団前目。アーネストウイシュは中団馬群の真ん中付近を追走。ミサトウオッカは中団後方の位置。続いて、キョウエイビアンコが8番手。後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはマックスステラとアースルナ。後方2番手の位置で脚をタメるのはカガプラナス。最後方にエルポデールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

「AIRDO スペシャル」賞、アーネストウイシュがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで久々の白星

先頭はヤマニンラボーナでリードは2馬身以上。単独の2番手にモズトルマリンが続く。その直後、ピカブーとチェインギャングが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のチェインギャング。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたアーネストウイシュが豪快に終いの脚を伸ばしてチェインギャングを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着のチェインギャングから2馬身半差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を披露した11番人気のアースルナが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたキョウエイビアンコが入線した。2番人気のピカブーは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。