ナイル賞

レース展開

ショウナンマンテンとキッドストン

ショウナンマンテンとキッドストンが並んで先陣を切る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。ペータースが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アリダンジェロとタツノキセキは中団前め。フライングロッドは中団馬群の丁度真ん中を追走。ブリリアントスピカは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはタイセイスパート。どん尻にルージュメイベルとドゥフレーシュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ナイル賞、アグレッシブに先手を取ったショウナンマンテンが直線の攻防で持続力を発揮して最後は後続を頭差で凌ぐ

先頭はショウナンマンテンでリードは1馬身。単独の2番手にペータースが続く。そのあと、アリダンジェロが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走る2番人気のショウナンマンテン。そのままショウナンマンテンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は前に迫る勢いで急追してきた1番人気のペータースをアタマ差で凌ぎ切りトップでゴールに入った。2着のペータースから2馬身半差の3着には、中団の位置から瞬発力に優れた末脚を披露したブリリアントスピカが入った。