第66回 中京記念 (G3)

レース展開

マイネルアウラートが一団を先導、僅差の2番手にアメリカズカップとウインガニオンが取り付く

マイネルアウラートが主導権を握る恰好となり、僅かなリードで一団を先導。2番手にアメリカズカップとウインガニオンが並ぶ。その2馬身以上後ろ、ロジクライが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはコウエイタケルとムーンクレスト。その1馬身後ろ、ダイメイフジは中団やや前。2馬身以上差があって、ロワアブソリュー、フロンティア、グレーターロンドンらは中団馬群の真ん中あたりを併走。スマートオーディンとミエノサクシードは中団後方の位置取り。少し離れて、リライアブルエースは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢するのはガリバルディとワントゥワン。殿にブラックムーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中京記念、グレーターロンドンが古馬の地力を示す様な迫力十分の走りで待望の重賞初制覇

先頭はウインガニオンでリードは半馬身。2番手にアメリカズカップとマイネルアウラートが続く。その2馬身以上後ろ、ロジクライが4番手。1馬身離れて、スマートオーディンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはロジクライ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいた1番人気のグレーターロンドンが鮮烈な末脚を爆発させてロジクライを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のロジクライから1馬身半差の3着には、後方2番手の位置からキレのいい末脚を繰り出したリライアブルエースが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたフロンティアが入線、さらに半馬身差の5着には、最後方にいたワントゥワンが食い込んだ。