第22回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ナムラビッグタイムが馬群をリードする形、半馬身差の2番手にダイワバンディットとフリーダムホークが続く

ナムラビッグタイムが端を奪い、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にダイワバンディットとフリーダムホークが並ぶ。そのすぐ後ろ、マイネルゼスト、ムーンシャイン、サクラエキスプレスらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、シーキングザダイヤ、エイシンマルカム、インセンティブガイ、ホリーゴーストらは中団前寄り。ゴールドクラウンとシュウザンコンドルは中団後方の位置取り。ヨイチサウスは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはコンドルクエスト。シンガリにナイストップボーイとビッグファルコンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、シーキングザダイヤが中団前目からビュッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はナムラビッグタイムでリードは1馬身。2番手にフリーダムホークとサクラエキスプレスが続く。その直後、マイネルゼストが4番手。1馬身離れて、ダイワバンディットとムーンシャインが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいた1番人気のシーキングザダイヤが長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで猛追してきた16番人気のナイストップボーイを3/4馬身振り切りトップでゴールに飛び込んだ。2着のナイストップボーイからハナ差の3着には、逃げ粘ったナムラビッグタイムが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた13番人気のエイシンマルカムが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたフリーダムホークが食い込んだ。2番人気のホリーゴーストは中団前目にいたが最後一杯になって15着に敗れた。