ヴィクトリアレーシングクラブ賞

レース展開

メイショウゾンビが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するオメガブレイン

メイショウゾンビが敢然とハナを奪い、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にオメガブレインが続く。その後ろ、ワンダーロードが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにシンゼンレンジャーが進む。その1馬身後ろ、ハギノタイクーンは中団前寄り。イントレピッド、プラントハンター、バーディーイーグルらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはベルウッドテラスとスノーモンキー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはクロスボウ。殿にエリモフェザーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアRC賞、シンゼンレンジャーが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで久しぶりの勝ち星

先頭はメイショウゾンビでリードは半馬身。2番手にオメガブレインが続く。その少し後ろ、ワンダーロードが3番手。1馬身離れて、シンゼンレンジャーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはオメガブレイン。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたシンゼンレンジャーが猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、2番手の位置から持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したオメガブレインが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったハギノタイクーンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったメイショウゾンビが入線した。1番人気のスノーモンキーは後方3番手にいたが見せ場なく10着に敗れた。2番人気のベルウッドテラスは後方3番手にいたが決め手が足りず8着に敗れた。