レース展開

ヒルズクィーンが一団をリードする形、そのあとにウルトラクロスが取り付く

ヒルズクィーンがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にウルトラクロスが続く。そのすぐ後ろ、ハナベが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ベートーヴェンは中団前め。ピスケスナインは中団馬群の真ん中を追走。ショウヘイヒメは中団後方の位置。そのあと、シャオラオバンが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはアイズオブファイア。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはジュンクロヒョウ。しんがりにテイエムサガボスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

KYUSHU DREAM賞、ウルトラクロスが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で初白星を挙げる

先頭はヒルズクィーンでリードは1馬身。単独の2番手にウルトラクロスが続く。そのあと、ハナベが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のヒルズクィーン。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のウルトラクロスが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったヒルズクィーンが続き、2着と5馬身差の3着には、後方3番手の位置から天稟の闘争心でゴールまで力走したベートーヴェンが入った。