4歳以上1000万下

レース展開

ボルチモアボーイが馬群を先導、直後の2番手にスイートアマリリスが続く

ボルチモアボーイが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にスイートアマリリスが続く。そのすぐ後ろ、タイキメビウスとトーセンテンショウが3番手の好位につける。そのあと、フラワーヒルは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはロコグリーン。その1馬身後ろ、マイネルレガリア、マイネルミレニアム、ストロベリードールらは中団前め。イットウリョウダンは中団馬群の真ん中あたりを追走。マイネルウォリアーとジャックカガヤキは中団後方の位置取り。エプソムフォースは後方5番手で前方各馬を見ながらの競馬。ダイワマイクルは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。最後方にカネショウロイヤル、ロイヤルマイル、ゴッドブレスシチーらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジャックカガヤキが古豪の意地を示す様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はボルチモアボーイでリードは1馬身。単独の2番手にスイートアマリリスが続く。そのあと、タイキメビウスとトーセンテンショウが3番手。1馬身離れて、マイネルレガリア、フラワーヒル、ロコグリーンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるボルチモアボーイ。そのまま押し切るかに見えたが、後方5番手にいた2番人気のジャックカガヤキが鬼脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったボルチモアボーイが続き、2着と半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったロコグリーンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたトーセンテンショウが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいたスイートアマリリスが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはダイワマイクルが入った。1番人気のマイネルウォリアーは中団後方にいたが伸びあぐねて8着に敗れた。