2歳

レース展開

ココイチバンが集団を先導、2番手の位置にクラサイレントが取り付く

ココイチバンが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にクラサイレントが続く。そのすぐ後ろ、アップヒルダンサーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエムティプレジール。その1馬身後ろ、キクノレヨンは中団前目。ヘルキャットは中団馬群の真ん中付近を追走。ハクシンライラックは中団後方の位置取り。そのあと、ハイアビリティーが8番手。トランプタワーは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはチョウマックス。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはラスメドゥラス。最後方にマルーンベルグがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハクシンライラックが早めに進出する積極策で3勝目を挙げる

先頭はココイチバンでリードは1馬身。単独の2番手にハクシンライラックが続く。そのあと、ヘルキャットが3番手。1馬身離れて、エムティプレジールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のココイチバン。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたハクシンライラックが別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利した。2着には、逃げ粘ったココイチバンが続き、2着と3馬身半差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったヘルキャットが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた11番人気のチョウマックスが入線した。2番人気のトランプタワーは中団にいたが末脚不発で6着に敗れた。