アメリカンアンバサダーカップ

レース展開

キャニオンピュアが隊列を引き連れる形、その直後にミノルファーストが取り付く

先頭に躍り出たのはキャニオンピュア。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にミノルファーストが続く。その直後、アグリジェントが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはプルーフ。その1馬身後ろ、エーケーリゲルは中団前寄り。シルクスコーピオンは中団馬群の真ん中あたりを追走。ナシートアミーラは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、アートガウディが8番手。バンブーデコは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはウインプライズ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはフクノタイガー。最後方にグレイトスピリットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アメリカンアンバサダーC、ナシートアミーラが自ら動き出す新種果敢な立ち回りで6勝目をマーク

先頭はキャニオンピュアでリードは1馬身。2番手にミノルファーストとアグリジェントが続く。そのあと、シルクスコーピオン、ナシートアミーラ、プルーフらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはアグリジェント。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた2番人気のナシートアミーラが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたアグリジェントが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団後方の位置からキレのいい末脚を発揮したウインプライズが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のアートガウディが入線した。