レース展開

ベストユエンモンが後続を引っ張る展開、その直後を進むケイサンパルプンテ

ベストユエンモンがハナを奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にケイサンパルプンテが続く。その直後、ハクサングロウが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ウインアマルフィは中団前め。オースミジョージは中団馬群の真ん中付近を追走。スパイホップは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはラッキータカチャン。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはレイズアチアー。殿にジムマシーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

今年はJBC2021金沢開催だ賞、ハクサングロウが古豪の意地を示す様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はベストユエンモンでリードは1馬身。2番手にケイサンパルプンテとハクサングロウが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるベストユエンモン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のハクサングロウが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったベストユエンモンが続き、2着と5馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びた2番人気のケイサンパルプンテが入った。