2025川崎ジョッキーズカップ第3戦

レース展開

タイセイスパートが馬群を率いる形、直後の2番手にリンクスエルピスが取り付く

タイセイスパートが端を取り切り、リードを1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にリンクスエルピスが続く。その直後、ツワモノが3番手の絶好位につける。その後ろ、ティンドラは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはヒロイックバイオ。その1馬身後ろ、ミツカネトーラスは中団前目。オトメノネガイは中団馬群の真ん中あたりを追走。サンスレッドは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、クレーネが9番手。マイネルガンナーは後方5番手で前の動きを静観。コングラツィアは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはマーゴットエクラとダルジェント。どん尻にシヴァシンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2025川崎Jカップ第3戦、クレーネが自ら動き出す進取果敢な立ち回りで2勝目をマーク

先頭はタイセイスパートでリードは1馬身。単独の2番手にリンクスエルピスが続く。その後ろ、ヒロイックバイオが3番手。そのすぐ後ろ、クレーネが4番手。1馬身離れて、ティンドラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは1番人気のリンクスエルピス。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた2番人気のクレーネが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置から持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばした1番人気のリンクスエルピスが続き、2着と1馬身半差の3着には、逃げ粘ったタイセイスパートが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた12番人気のサンスレッドが入線、さらに半馬身差の5着には、中団にいたオトメノネガイが食い込んだ。