紅梅賞

レース展開

マイティーパワーが一団を引き連れる形、そのすぐ後ろにマルサンライナーが続く

先手を奪ったのはマイティーパワー。後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にマルサンライナーが続く。続いて、リアライズブレイクが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エリモベレーザは中団やや前。モエレアプローズは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ヤクインホウシュウは中団後方の位置取り。その後ろ、リンドドレイクが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはユメヨイソゲ。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはカミノネガイ。どん尻にバムシックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

紅梅賞、リアライズブレイクが取柄である先行力を駆使した堅実な立ち回りで待望の初白星を挙げる

先頭はマイティーパワーでリードは1馬身。単独の2番手にリアライズブレイクが続く。その後ろ、マルサンライナーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるマイティーパワー。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のリアライズブレイクが次元の違う末脚を炸裂させてマイティーパワーを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のマイティーパワーから約14馬身差の3着には、後方3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したモエレアプローズが入った。2番人気のエリモベレーザは最後方にいたがあとひと伸びが足りず8着に敗れた。