レース展開

ストレートヘアが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するビクトリサイレンス

ストレートヘアがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にビクトリサイレンスが続く。そのすぐ後ろ、モエレメルシーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフォーチュンスリー。その1馬身後ろ、ラブイズキングとタガノマイラバーは中団やや前。シルクインスパイアは中団馬群の丁度真ん中を追走。ナモンアンブリーとケンブリッジウィンは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはビンテージカフェ。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはミラクルライアー。シンガリにマイスカイレインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンテレビ40周年記念特別、フォーチュンスリーが力の差を顕示するかの様な圧倒的な競馬で断然の支持に応える

先頭はフォーチュンスリーでリードは1馬身。単独の2番手にストレートヘアが続く。その直後、ビクトリサイレンスが3番手。1馬身離れて、モエレメルシーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走する1番人気のフォーチュンスリー。そのままフォーチュンスリーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に6馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から根気強くタフに走り抜いたビクトリサイレンスが続き、2着とハナ差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったモエレメルシーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたラブイズキングが入線した。2番人気のナモンアンブリーは後方3番手にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。