レース展開

ギブリーとフェルメールタッチ

フェルメールタッチとギブリーが並んで端に立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を先導。ハーバータウンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、エイシンハルピンは中団前め。ルナアーケードは中団馬群の真ん中あたりを追走。サンマルチカラは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはセニョールベスト。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはマイネルモンシェリ。シンガリにカシマゼロワンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

佐野敦史三十路特別、ルナアーケードが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで断然の支持に応える

先頭はルナアーケードでリードは1馬身。単独の2番手にハーバータウンが続く。その直後、マイネルモンシェリが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る1番人気のルナアーケード。そのままルナアーケードが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったマイネルモンシェリをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のマイネルモンシェリから1馬身差の3着には、後方3番手の位置から天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘した7番人気のエイシンハルピンが入った。2番人気のフェルメールタッチは中団前目にいたが最後一杯になって7着に敗れた。