寒紅特別

レース展開

マイネルオスカルが一団を引き連れる形、そのあとにミッドナイトミニーが取り付く

マイネルオスカルがハナに立つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にミッドナイトミニーが続く。その後ろ、マティアスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはリンガスウォリアー。その1馬身後ろ、リュウノヴィグラスは中団やや前。ジュンツーポイントは中団馬群の真ん中あたりを追走。マイネルパイオニアは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、レリスタットが8番手。エスシーヴァローナは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはケーリエール。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはレープハフト。どん尻にメイショウカクウンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

寒紅特別、マティアスがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで断トツ人気に応える

先頭はマイネルオスカルでリードは1馬身。単独の2番手にマティアスが続く。そのすぐ後ろ、ミッドナイトミニーが3番手。1馬身離れて、リュウノヴィグラスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のマティアスが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、中団の位置から逸出した伸びを見せたジュンツーポイントが続き、2着と1馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から息の長い末脚を披露したリュウノヴィグラスが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたリンガスウォリアーが入線した。