駒ケ岳特別

レース展開

ジョイフルシーカーが後続を引き連れる形、半馬身差の2番手を追走するナリタブランカ

ジョイフルシーカーが先手を取る形となり、体半分のリードで一団を引っ張っていく。2番手にナリタブランカが続く。そのあと、ブリイジースズカが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにファンドリマヤサンとニックルフェザーが進む。その1馬身後ろ、エイガリュウセイとセレブは中団前め。ゼンノタカモクとスイフトティンバーは中団後方の位置取り。ドリームスタートは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはイングランドシチーとタイキリキオー。2馬身以上差があって、後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはメリーランドシチー。少し離れた殿にラスベガスツアーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

駒ケ岳特別、メリーランドシチーが中団前目から一際目立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はニックルフェザーでリードは半馬身。2番手にファンドリマヤサンが続く。その後ろ、ジョイフルシーカー、ナリタブランカ、イングランドシチーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のイングランドシチー。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目まで進出していたメリーランドシチーが凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から鮮やかな伸び脚で猛進した1番人気のイングランドシチーが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったタイキリキオーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたファンドリマヤサンが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいた14番人気のドリームスタートが食い込んだ。2番人気のセレブは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。