’98ベストステッキ特別（8）

レース展開

メジロエディントンが先頭に立つ形、そのあとを進むマキバゲット

主導権を奪ったのはメジロエディントン。リードを1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にマキバゲットが続く。そのすぐ後ろ、ヒロノプラチナが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはギガバイト。その1馬身後ろ、ファイナルガッドは中団やや前。アクロスは中団馬群のど真ん中を追走。マイネルエイワンは中団後方の位置取り。そのあと、ロベリアステージが8番手。シメニドリームは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはトムソーヤ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはツキカゲ。どん尻にケーエヌタイガーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’98ベストステッキ特別（8）、メジロエディントンが天与のスピードで逃げを打って、そのまま直線でも脚色緩まず先頭でゴールへと飛び込む

先頭はメジロエディントンでリードは1馬身。単独の2番手にマイネルエイワンが続く。そのあと、ファイナルガッドが3番手。1馬身離れて、シメニドリームが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進むメジロエディントン。そのままメジロエディントンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から見事な伸び脚で猛進したマイネルエイワンが続き、2着と3馬身差の3着には、中団後方の位置からキレのある末脚を発揮したケーエヌタイガーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた11番人気のファイナルガッドが入線した。1番人気のトムソーヤは最後方にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。2番人気のヒロノプラチナは中団にいたが最後一杯になって11着に敗れた。