アクロス（1995年生、母ダンシューズドリユンヌ）
Across
1995.03.28
アクロス（1995年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイトスポット（当時8歳）と交配したダンシューズドリユンヌが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方34戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の一般B8。
経歴
デビュー前
キャロットクラブにて総額2,800万円（5.6万×500口）で一口馬主が募集された。
本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1998年）
4月4日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、カツノリズムに交わされて3馬身半差の2着となった。
6月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。
6月27日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。
7月11日、中1週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。
8月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
8月29日、中3週で迎えた9戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
9月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村真来騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた11戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。17頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’98ベストステッキ特別（8）（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。
11月8日、中2週で迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
4歳（1999年）
10月12日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンプラミネントに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
12月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンジョウダンサーに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスキーブルボンから3馬身差の2着に敗北した。
5歳（2000年）
1月18日、中3週で迎えた19戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバープリンスから半馬身差の2着に敗北した。
1月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックステージから3馬身差の2着に敗北した。
2月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月11日、中3週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（10戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイサークルから3馬身差の2着となった。
7月21日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた26戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月12日、連闘で迎えた31戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月1日、連闘で迎えた33戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮下瞳騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月8日、中2週で迎えた35戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮下瞳騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宮下瞳騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（2001年）
2月2日、中5週で迎えた37戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月9日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミレニアムマーチから1馬身半差の2着となった。
2月23日、中1週で迎えた39戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（12戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（13戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
3月27日、中2週で迎えた41戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（14戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタクミキングオーに半馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
4月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーステージに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。
4月17日、連闘で迎えた43戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナトウジンに半馬身の差をつけて優勝
5月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（16戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月7日、連闘で迎えた45戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（18戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。