メルセデス・マイバッハ賞

レース展開

ヴェルティーチェとクインズモント

ヴェルティーチェクインズモントが並んで先頭に立つ格好となり、後続との差を1馬身ほどキープして集団を牽引。ドゥールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはコウフクノバガク。その1馬身後ろ、ナックムスメは中団前目。ダッシュボードは中団馬群の真ん中あたりを追走。アメリカンカラは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはシンボリアンジュガトリングエイトヴィーナスブルー。殿にホクソウフローラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メルセデス・マイバッハ賞、クインズモントが賦質の快足でハナを切ると、他馬の台頭を許さず悠々と逃げ切る

先頭はヴェルティーチェクインズモントでリードは1馬身。ドゥールが3番手。1馬身離れて、コウフクノバガクが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立ったのは1番人気のクインズモント。そのままクインズモントが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、同じく逃げ粘ったヴェルティーチェが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったドゥールが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたガトリングエイトが入線した。2番人気のコウフクノバガクは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。