3歳以上2勝クラス

レース展開

スペイドアンが一団を引っ張る展開、半馬身離れた2番手にフィリップバローズが取り付く

スペイドアンが敢然と端を奪い、体半分のリードでレースを牽引。2番手にフィリップバローズが続く。その後ろ、ジューンポンポン、サンドオブエテル、ルグランヴァンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、プチボヌールとピコニは中団前寄り。アパイシュナールは中団馬群の丁度真ん中を追走。モンタナアゲートは中団後方の位置取り。続いて、ノーブルランとサイモンソーランが10番手。アルドールは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。2馬身以上差があって、エイブラムスは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。さらに少し間が空いて、後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはサトミノマロンとフィフティシェビー。ポツンと離れた最後尾にマーシヴィガラスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ルグランヴァンが長所である自在性を駆使したロスの少ない走りで勝利を手中に収める

先頭はスペイドアンでリードは1馬身。2番手にフィリップバローズとルグランヴァンが続く。その後ろ、ジューンポンポンとサンドオブエテルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のスペイドアン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のルグランヴァンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、逃げ粘ったスペイドアンが続き、2着と4馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったピコニが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたアルドールが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、好位にいたジューンポンポンが食い込んだ。