レース展開

グリーンベルトが隊列を引っ張る展開、2番手を進むエステルハージ、パワーアルファ、ストロングアクシス

グリーンベルトが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にエステルハージ、ストロングアクシス、パワーアルファらが並ぶ。その1馬身後ろ、ベイトゥリーは中団前寄り。ナイキアコーダンスとバートンクリークは中団馬群の真ん中あたりを併走。テイエムオースオーとバルセロナは中団後方の位置取り。ルークウッドは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはドルフィンスイム。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはフラワーレインボー。シンガリにカキツバタフェローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

11月3日は競馬の祭典JBC賞、ストロングアクシスが途中で先頭を奪って、そのまま後続を振り切る安定感のある取り口で2勝目を掴み取る

先頭はストロングアクシスとパワーアルファでリードは1馬身。ナイキアコーダンスとバートンクリークが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは2番人気のストロングアクシス。そのままストロングアクシスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、同じく途中から先頭に立ったパワーアルファが続き、2着と半馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたナイキアコーダンスが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えた1番人気のバートンクリークが入線した。