パリジャン賞

レース展開

サトノクライムが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するサンダースピアー

サトノクライムが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にサンダースピアーが続く。そのすぐ後ろ、マジョリーが3番手の絶好位につける。その後ろ、メールブルーは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはセブンゴー。その1馬身後ろ、ヨシノローズは中団やや前。クリノヴジュアルは中団馬群の丁度真ん中を追走。モユノイイオンナは中団後方の位置取り。続いて、ヤクモが9番手。ノブは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。キャリーラックは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはセイウンケルン。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはカルディナーレ。最後方にアンジーニョがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パリジャン賞、サトノクライムが古豪の威厳を顕示する様な力感に満ちた走りで破竹の4連勝

先頭はサンダースピアーとサトノクライムでリードは1馬身。マジョリーが3番手。その後ろ、メールブルーが4番手。1馬身離れて、セブンゴーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは1番人気のサトノクライム。そのままサトノクライムが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、4番手の位置からシャープな伸び脚で驀進したメールブルーが続き、2着と2馬身半差の3着には、後方3番手の位置から切れ味のいい末脚を発揮した11番人気のキャリーラックが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたカルディナーレが入線、さらに4馬身差の5着には、中団後方にいた2番人気のノブが食い込んだ。