一般C1九十

レース展開

スチーブンスキーとムサシショウザン

スチーブンスキーとムサシショウザンが並んでハナを切る恰好となり、後続を1馬身ほど離して集団を引っ張っていく。ハートオブマインが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ダイヤリンデンとエルカーサテイオーは中団前寄り。ウイニングキャンは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはナイキフェザントとフジノフウレイ。しんがりにトワノヒサオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダイヤリンデンが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで久しぶりの勝ち星

先頭はムサシショウザンとスチーブンスキーでリードは1馬身。ハートオブマインが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立った9番人気のムサシショウザンが粘り続ける。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたダイヤリンデンが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったムサシショウザンが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走した7番人気のハートオブマインが入った。逃げた1番人気のスチーブンスキーは粘りを欠いて8着に敗れた。2番人気のウイニングキャンは中団後方にいたが伸びが甘くなり4着に敗れた。