メトロポリタンステークス (L)

レース展開

ニシノデューが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにブラックアルタイルが続く

ニシノデューがハナを切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にブラックアルタイルが続く。そのあと、メトロシュタインが3番手の絶好位につける。そこから少し離れたところにマンハッタンスカイとプロヴィナージュが進む。さらに2馬身以上離れて、チェストウイングは中団前目。ドットコムとダイワワイルドボアは中団馬群の真ん中付近を併走。ドリーミーオペラは中団後方の位置。その直後、ゴーウィズウィンドとスノークラッシャーが10番手。ダンスアジョイは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。マキハタサイボーグは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方2番手の位置で力を溜めるのはショートローブスとサザンツイスター。しんがりにリキアイサイレンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メトロポリタンS、スノークラッシャーが中団前目から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はニシノデューでリードは1馬身。2番手にブラックアルタイルとプロヴィナージュが続く。そのあと、メトロシュタイン、ダイワワイルドボア、リキアイサイレンスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目にいたスノークラッシャーがとてつもない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、後方2番手の位置から突出した伸び脚を見せたショートローブスが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置から瞬発力に優れた末脚を披露したダンスアジョイが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、好位で直線を迎えたメトロシュタインが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団後方にいたドットコムが食い込んだ。1番人気のプロヴィナージュは2番手にいたが失速して15着に敗れた。2番人気のダイワワイルドボアは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。