釣鐘柳賞

レース展開

フクノヴァランスが全馬を率いる展開、そのあとを追走するチェンカーン

フクノヴァランスが端に立ち、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にチェンカーンが続く。そのあと、マコトテラメエリタとカナディアンロブが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはイッツショータイム。その1馬身後ろ、マイアミヒーローは中団やや前。プロスペリティは中団馬群のど真ん中を追走。シンボリビーノは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、コスモスーベニアが9番手。オルオルは後方5番手に控えて前の動きを静観。リュウノローは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはピーチキング。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはオワゾードール。しんがりにジーアンドゴーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

釣鐘柳賞、チェンカーンがレベルの違いをアピールするかの様な盤石の走りで制す！

先頭はフクノヴァランスとチェンカーンでリードは1馬身。イッツショータイムが3番手。そのすぐ後ろ、カナディアンロブが4番手。1馬身離れて、マコトテラメエリタが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのは1番人気のチェンカーン。そのままチェンカーンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に9馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、3番手の位置からスパッと切れる脚を見せたイッツショータイムが続き、2着とクビ差の3着には、中団前目の位置からキレのいい末脚を繰り出したマイアミヒーローが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたカナディアンロブが入線、さらに半馬身差の5着には、中団にいたオワゾードールが食い込んだ。2番人気のオルオルは後方4番手にいたがあとひと伸びが足りず10着に敗れた。