4歳以上500万下

レース展開

ナイキトリックが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むレッツマンボウ

ナイキトリックが敢然と先頭に立ち、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にレッツマンボウが続く。その後ろ、コーリンハッピー、レディオブパーシャ、フレイヤらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、エナジーハートとツヨイコは中団やや前。バージンバラードとワンダーエレメントは中団馬群の丁度真ん中を併走。カノヤキャプテンは中団後方の位置。その2馬身以上後ろ、クリスリリーは後方5番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方5番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはパヤドールとスマートレモラ。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でユッタリと構えるのはメイショウボヌス。少し離れた最後方にエリザベートアスクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クリスリリーがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで久々の美酒

先頭はナイキトリックでリードは半馬身。2番手にレッツマンボウが続く。その後ろ、コーリンハッピー、レディオブパーシャ、フレイヤらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるナイキトリック。そのまま押し切るかに見えたが、後方5番手にいたクリスリリーが別次元の末脚を炸裂させてナイキトリックを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のナイキトリックから1馬身1/4差の3着には、3番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた1番人気のレディオブパーシャが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたフレイヤが入線、さらに2馬身差の5着には、後方2番手にいたメイショウボヌスが食い込んだ。2番人気のレッツマンボウは2番手にいたが最後一杯になって12着に敗れた。