2歳未勝利

レース展開

タガノボーディングが馬群を牽引、直後の2番手にアグネスグレイスが続く

ハナを切ったのはタガノボーディング。後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にアグネスグレイスが続く。続いて、ハリーダンカンとアドマイヤジュピタが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにフェリークとロングファイトが進む。その1馬身後ろ、テイエムフウウンジは中団前寄り。少し差があって、ボストンキングは中団馬群のど真ん中を追走。レグルスキッドは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、オドゥールゲランが10番手。その後ろ、リスペットとマイネアトリーチェが11番手。2馬身以上離れて、後方5番手で腰を据えて運ぶのはサンライズタイタンとトミケンタキシード。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはダイワアロンダイト。殿にエプソムセブンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アドマイヤジュピタが破壊力抜群の末脚を炸裂させて前の各馬を余裕で交わす

先頭はタガノボーディングでリードは半馬身。2番手にアグネスグレイスが続く。そのすぐ後ろ、ハリーダンカンとアドマイヤジュピタが3番手。先行勢から少し離れたところにレグルスキッド、ロングファイト、フェリークらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のタガノボーディング。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたアドマイヤジュピタが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利した。2着には、逃げ粘ったタガノボーディングが続き、2着と3/4馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味のいい末脚を発揮したレグルスキッドが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のハリーダンカンが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、先行勢の後ろにいたフェリークが食い込んだ。